三つ峠ネットワーク5月活動報告

5月27日(土)三つ峠ネットワーク例会作業を行いました。 

最近の見回りで御巣鷹山の嵩上げを実施していない鹿柵内に鹿が侵入したと思われる痕跡がありました。
ササが踏み倒され、クマイチゴに多くの食痕が見つかりました。


この鹿柵も嵩上げする必要があり、今回の例会では午前中は嵩上げに使う支柱づくりを行い、午後は昨年新設した木無山の鹿柵内のササ刈りを行いました。
泊まりで参加されたメンバーの方々には、翌日の午前中も別の柵のササ刈りを協力して頂きました。

柵内のアツモリソウはまだ蕾の状態で、もう数日で開花しそうな様子でした。


この場所は日当たりが良く、例年一番最初に開花します。
場所も開けていて生育環境としては良好な場所です。
現在はササだけが生い茂る場所となってしまっていますが、今後も柵内のササ刈りを続けることでかつての豊かな植生への回復を目指します。


6月 アツモリソウ

5月は例年に比べ登山道沿いで沢山のスミレが見られ、ミツバツツジも花数と色づきといい見事でした。
6月になりいよいよアツモリソウの花期を迎えます。
鹿による被害以外にも、昨年に未だに人による盗掘などがあり油断できない状況が続いています。
三つ峠ネットワークでは植生の保護活動を通し、自然界についてのレクチャーなども行っています。
活動へのご参加お待ちしております。

お問い合わせは事務局まで TEL0555-76-7474 email: y.nakamura@mitsutouge.net

最近の花々

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